キッチンにもグリーンを
キッチンは、リビングやダイニングとつながり、毎日の生活にかかわる、家の中では司令塔のような場所です。
最近のキッチンは収納スペースが充実しているせいか、意外と殺風景になりがちです。
一方で、狭いなと感じるキッチンでは、調理道具や調味料、食品などたくさんの物であふれ、グリーンの入り込むスペースの確保は難しいかもしれません。
台所仕事をしながら自然と目に入り、水やりもこまめにできるキッチンは、植物の管理にあまりストレスを感じないので、植物を気軽に飾ることができます。
グリーンをそばに置くことで、ホッと一息つける空間に変わりますので、ぜひキッチンにもグリーンを取り入れてみませんか。
この記事では、キッチンカウンターや窓辺など場所別に植木鉢の飾り方をご提案するとともに、最適な植木鉢をご紹介します。
キッチンのすき間をグリーンで埋める
キッチンには、窓辺やキッチンカウンター、飾り棚など省スペースながらも、オシャレに演出できるスペースがたくさんあります。
食品を扱うので、衛生面に配慮して邪魔にならないことも大切です。
狭く感じる場所にたくさん置くのではなく、必要な場所にさりげなく配置すると効果的です。
小さめのポットをかわいいキッチン小物と一緒に飾ってボリューム感を出すなど、雑貨感覚で取り入れてカフェ風に演出すると、ぐっとおしゃれになります。
テーブルサイズの観葉植物は室内でも育てやすく、種類も豊富なので、空間にあった大きさのものが自由に選ぶことができます。
キッチンにおすすめの植物
リビングに比べ、日光が届きにくいキッチン。
半日陰の場所にありがちなキッチンには、耐陰性のある植物がおすすめです。
キッチンは調理する場所なので、葉が広がりにくい、コンパクトで葉が落ちにくいことも衛生的で安心。
アジアンタムやシッサス、カフェでもよく目にするシェフレラは耐陰性があり、こんもりとした樹形が空間を明るくします。
また、ポトスは環境順応性が高く、新しい葉が出ても古い葉が落ちない植物なのでとても衛生的。
白とグリーンのコントラストがきれいな”エンジョイ”やフレッシュなカラーの”ライム”など育てやすさも抜群で、キッチンの雰囲気に合わせてカラーも選ぶことができます。
多肉、料理にも使えるハーブは生育も旺盛で初心者にも育てやすく、つまんで使えるのでとても便利。
よく使うハーブは、キッチンカウンターなど、手を伸ばしたらすぐ届くところに置いて、どんどん利用してあげてください。
耐陰性の強い植物もずっと日陰の場所で育てていると元気がなくなります。
定期的にリビングの植物と入れ替えたり、テラスなどに出して、気持ちのよい風に当ててあげるとすくすくと育ちます。
空間別、キッチンにおすすめの植木鉢
キッチンには、ガラス素材やつるりとした質感の、清潔感のある磁器製ポットがおすすめです。
小型のポットはバリエーションも豊富なので、スタイルにあったお気に入りのポットがきっと見つかるはずです。
ハイドロボールなど室内用の用土を使えば、鉢底のない鉢カバーでも問題なく育ちます。
鉢カバーは土が底から流れ出ないので衛生的。
土の表面にマルチングをすれば、土の舞い上がりも気になりません。
ダイニングテーブルにおすすめの植木鉢
ダイニングテーブルにはコンパクトで安定感のあるポットがおすすめです。
清潔感を感じさせるきれいめのポットや喫茶店のような雑貨風のポットで食事の時間も楽しくなります。
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キッチンカウンターにおすすめの植木鉢
キッチンからもダイニングからも見える位置にあるキッチンカウンターは、目に入る回数も多いので、空間に馴染むデザインとカラーがおすすめです。
カウンターの天板の色目に合わせたり、あえてグレートーンを加えた落ち着きのあるカラーを選ぶと視線を邪魔しません。
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ガラスポットEAT ME
ガラスに厚みがあるのでしっかりした重みがあり、安定感は抜群です。
「EAT ME」はハーブ向きの、クスッと笑えるデザインです。
キッチンの出窓におすすめの植木鉢
明るい日の差し込む窓辺は、透明感のあるガラス素材を使うととても爽やかです。
水耕栽培用のベイスは根の成長も楽しめるおすすめのアイテム。
ヒヤシンスやスイセンなどを並べると春が待ち遠しくなります。
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キッチン小物置きにおすすめの植木鉢
お店のような見せる収納棚やディスプレイのためのちょっとした木の棚は、植物を雑貨の一つとして取り入れるとナチュラルな色が追加され、素敵なコーナーになります。
観葉植物だけでなく、ブリキ缶にドライフラワーを飾ったり、高い位置にエアープランツを引っかけたりと、植物をいろいろな形で取り入れることができます。