わたしたちの生活の一部として、すっかり定着してきたインドアグリーン。
緑がちょっとあるだけで、空間が水を含んだようにイキイキと見えてきて、目覚めの朝も仕事帰りも、私たちを心からリラックスさせて元気をくれます。
問題は、いかにこの植物たちを健康なまま、長く楽しめるか。
一つの方法として、部屋の中でも元気に育つ、強くてたくましい植物をセレクトすることです。
フィカス類は、この条件をクリアしてくれるだけでなく、インテリアグリーンとしてアクセントになるオシャレさも持ち合わせています。
この記事では、育てやすくてかっこいいフィカスの魅力をご紹介するとともに、こんな場所ならこれ!という選りすぐりのフィカスとぴったりな植木鉢をご紹介します。
フィカスとは?

イチジク属に分類されるフィカスは、世界の温帯から熱帯に800種類以上ある大きな属で、常緑、落葉低木、高木、つる性など、さまざまな形態があります。
幹や枝を切ると白い樹液が出るのが特徴で、室内で育てる観葉植物というジャンルが日本に定着した頃からお馴染みの植物です。
当時流行のゴムノキ(インドゴム)は、今でも育てやすいインテリアグリーンの代表品種になっています。
フィカスの魅力
育てやすくて、個性派揃い
フィカスは眺めているだけで、その強い生命力に癒されるインテリアプランツです。
個性的なものが多く、葉の形状、色、樹形のどれもが独特の存在感を備えています。
ベンガレンシスやウンベラータの人気が高まるなか、従来知られた品種からも枝変わりや色変わりなどが続々追加され、私たちを飽きさせません。
自然な姿も迫力がありますが、ゴムノキの特性である、やわらかな枝茎を利用した曲がり樹形は、さらに個性的な樹形を求める私たちのニーズを満たしてくれます。
また、管理が楽なこともフィカスの魅力のひとつ。
耐陰性があり、暑さや乾燥にも強いので、観葉植物の入門編としても最適です。
サイズバリエーションも豊富なフィカスですが、リビングには是非ビッグサイズを。
存在感のある葉とダイナミックな枝ぶりは、ゆったりとしたリラックスできる雰囲気作りだけでなく、部屋のアクセントとなって、メリハリが効いたワンランク上の空間にしてくれます。
フィカスの育て方
置き場所
■ 日当たりのよい場所を好みます
暗い場所に置くと葉のツヤが悪くなったり、元気が無くなります。2~3時間程度は日の当たる場所で管理しましょう。
■ 夏の直射日光は禁物。
7月~9月は直射日光に当てると、葉っぱが焼けて黒くなったり、茶色く変色することがあります。屋外で管理する場合は特に注意して、日陰または午前中のみ日が当たる場所へ移動しましょう。
■ エアコンにも注意
空気が乾燥し過ぎると、葉の端が丸まったり、茶色に変色したりします。エアコンの温冷風が直接当たらないように気をつけましょう。夏場の高温期には室内が蒸し風呂状態になることが多くあります。そんなときは、屋外の半日陰で風通しのよい場所へ移動させましょう。
温度
■ 生育適温は20~30℃
暑さには強いですが、35℃以上の酷暑が続くと生育が鈍ります。
■ 耐えられる最低気温の目安は5℃
品種によってばらつきがあり、霜さえ当たらなければ屋外で越冬できる品種もあるので確認してください。
用土
■ 市販の観葉植物用土がおすすめ
用土は、それほど神経質にならなくても大丈夫ですが、水はけのよい土を使うようにすると失敗しにくくなります。
水やり
■ 表土が乾いてから
根ぐされを防ぐために、必ず表面の土が乾いてから水を与えます。夏季は生長期で、水分をより多く欲しがります。こまめにチェックして、水やりの回数を調整しましょう。ゴムの木が枯れてしまう原因の一つが水の与え過ぎです。
■ 過湿に注意
光が少ない場所に置いて水をあげ過ぎると根腐れを起こし、株が弱ってしまうことがあります。
ゴムの木は乾燥で枯れることはあまりありません。過湿には注意しましょう。
■ 季節によって時間を変える
夏季は温度のあがる昼間ではなく、午前中か夕方の涼しい時間帯に行いましょう。気温が低くなってきたら水やり回数を少しずつ減らし、冬季は乾かし気味に。とくに夜間は冷えるので、気温の上がっていく午前中に与え、夕方には与えないようにしましょう。
■ 葉水も与える
フィカスの中には幹から空中に伸びる根(気根)を出すものがあります。これらは、空気中の水分を集める必要があるほど湿気を好む植物ということ。乾燥した室内で育てるときは、霧吹きで水を与えるなど空中湿度を保つ工夫をしましょう。
肥料
■ 成長期には肥料を与える
あまり多くの肥料は必要ありませんが、肥料を与えると葉に艶も出るので、春~秋の成長期には置き型肥料や液肥肥料を与えましょう。
12月~2月の冬季は、寒さで成長が停止します。この時期の肥料はNGです。
日常のお手入れは3つ
フィカスの日常のお手入れはホコリ取り、植え替え、剪定の大きく3つです。
■ ホコリとり
フィカスは葉が大きい品種が多いので、どうしてもホコリがつきやすくなります。クロスやハケでホコリを払うだけでなく、スプレーするだけで葉の汚れを洗い流す便利な葉面洗浄剤もあります。見た目が美しくなるだけでなく、光合成がしやすくなり、生育もよくなります。
■ 植え替え
生長が旺盛だった葉が早く落ちるようになったり、株全体の葉の数が減ってきたら根詰まりを起こしているかもしれません。成長期の4月~10月中旬あたりにワンサイズ大きな鉢に植え替えましょう。
■ 剪定
枝が伸び過ぎたりして邪魔になってきたら、風通しをよくするためにも剪定しましょう。フィカスはもともと剪定に強い植物。難しく考えずに芽から1cm上のあたりをカットします。3つ股を2つ股にするなど、こまめに行ったほうが株に負担をかけません。フィカス属は、枝を切ると白い樹液が出ます。この樹液はベタベタするうえ、乾燥すると固まって取れにくくなります。服や床などを汚さないように注意しましょう。
ゴムノキを購入してすぐに葉が落ちてしまうことがあります。
植物は生産者さんから販売店に移動して、やっと環境に慣れてきたところで、また別の環境に体を順応させなければならず、葉を落として負担を軽くしようとしている状態かもしれません。
環境に慣れるまで時間を置いても新しい葉が出てこないようであれば、光量不足が考えられます。
もう少し明るい場所に移動してみましょう。
また、ハダニがついていると葉の水分が吸われるため、蒸散を防ごうと葉を落としていることも。
日頃から葉裏などをよく観察して、風通しよく管理するようにしましょう。
おすすめのフィカス
魅力的な仲間が数多く存在する、フィカス。
育ててみたいけど、たくさんあり過ぎて迷っている方も多いはずです。
自生地が異なるように、品種によって好む環境が違うため、室内のどこに置くかによって選ぶ植物を考えることがとても大切です。
ここに置きたい!が決まったら、その場所の日当たりは重要なポイントです。植物を購入する前に、日光の入り方は必ずチェックしましょう。
ここでは、それぞれの品種の見た目の特徴とともに、好む置き場所や育て方のポイントを合わせてお伝えします。
1.フィカス・アルテシマ(Ficus altissima)
光沢のあるグリーンの葉にイエローグリーンの斑が入ったお洒落なカラーリングのフィカスです。
インド、ミャンマーなど東南アジアの熱帯雨林が原産で成長も早く、しなやかに幹を曲げた仕立て方が人気です。肉厚な丸い葉もおおらかで優しい印象。ナチュラルテイストのインテリアにもよく似合います。
置き場所
耐陰性はありますが、なるべく明るい場所で育てましょう。日陰に長く置くと幹がだらしなく伸びて、葉色も悪くなるので注意しましょう。
育て方のポイント
大きな葉は茂りすぎると蒸れます。剪定をして風通しよく管理しましょう。自分好みの形を作れるのも楽しみのひとつです。
植え替えのタイミング
生長期の5月~9月なら、いつでも植え替えできます。
2.フィカス・ベンガレンシス(Ficus benghalensis)
「ベンガルボダイジュ」や「ベンガルゴム」とも呼ばれ、フィカスの中でも人気が高い品種です。ベンガレンシスはインドのベンガル産という意味。
灰白色の幹と、楕円形の葉に入る美しい葉脈が魅力的で、太い気根を多く出すのも特徴です。幹の太い仕立てはモダン、しなやかな樹形のものはナチュラルなテイストに合わせるなど、使い分けも。長寿のシンボルとされる丈夫さで、初心者でも育てやすい。
置き場所
フィカスの中では耐陰性がある方ですが、新芽が出ないようならもう少し明るい場所に。光量不足になると葉が丸まってしまうこともあります。
育て方のポイント
生育旺盛です。4月中旬~5月に切り戻しをして樹形を整えます。夏には見違えるほど素敵になります。
植え替えのタイミング
生長期の5月~9月なら、いつでも植え替えできます。
3.カシワバゴムノキ(Ficus lyrata)
葉の形がカシワに似ているため、カシワバゴムと呼ばれるフィカス リラータ。幹の緩やかな曲線と波打つ葉がダイナミックです。フィカスの中で最も大きな葉は40㎝ほどにまで成長し光沢のある深いグリーンが空間に落ち着きを与えてくれます。国内よりも欧米で人気が高い品種です。大きな葉はそのままに小型化させたバンビーノも扱いやすくて人気です。
置き場所
明るい室内がベスト。日当たりが悪いと葉ダニやカイガラムシが付きやすいので、なるべく明るい場所で風通しよく管理しましょう。
育て方のポイント
熱帯アフリカ産で多湿を好みます。表面が乾いたら、たっぷり水やりしましょう。
植え替えのタイミング
生長期の5月~8月なら、いつでも植え替えできます。
4.フィカス・ルビギノーサ(Ficus rubiginosa )
フランス人の植物学者に発見されたことから「フランスゴム」でお馴染みですが、オーストラリア原産の植物です。小さく丸みを帯びた葉もかわいらしい印象で、幹を曲げた「曲り」と呼ばれる商品が特に人気が高く、インテリア雑誌などでよく紹介されています。大きくなる品種の多いフィカスの中でも、ルビギノーサはやや小ぶりなタイプ。濃いグリーンの葉が美しく、気根もよく出るので、スタイリッシュな空間にもよく合います。
置き場所
明るい室内がベスト。日当たりが悪いと葉ダニやカイガラムシが付きやすいので、なるべく明るい場所で風通しよく管理しましょう。
育て方のポイント
幹が柔らかいので曲げやすいですが、細かな枝もよく出ます。5月~6月に切り戻しをして樹形を整えましょう。根腐れしやすいので、水やりはしっかり乾いてから。
植え替えのタイミング
生長期の3月下旬~6月なら、いつでも植え替えできます。
5.フィカス・ウンベラータ(Ficus umbellata)
ラテン語で日傘を意味するumbellaが語源になっている通り、伸びやかな幹の先の大きなハート形の葉が特徴で、フィカスの中でもトップクラスの人気です。フィカスには珍しい明るい緑色の葉は、柔らかに波打ち、風に揺れる姿も絵になります。生長も早く、明るく暖かい場所であればよく育ちます。フィカスの中では寒さには弱い方なので、10℃を下まわらないように管理しましょう。
置き場所
フィカスの中ではとくに日当たりを好みます。年間を通して明るく、暖かな場所で育てましょう。温度や日照が足りないと、葉が黄変して落葉します。葉が落ちても暖かくなると芽吹くので、あきらめないで。
育て方のポイント
生長が早く、バランスが乱れがちです。定期的に鉢を回して、全方向に日が当たるようにしましょう。細かな枝もよく出ます。幹に出る芽を確認して、芽の上でカットして整えましょう。
植え替えのタイミング
生長期の5月~9月なら、いつでも植え替えできます。
6.ショウナンゴム(Ficus binnendykii)
丸っこい葉が多いゴムノキの中にあって、すらりと伸びた細い幹と、枝垂れする細長い葉のバランスがとても美しく、涼しげな印象で、日本のみならずヨーロッパでも人気があります。以前はフィクス・イレグリアス(Ficus irregularis)の学名で知られていましたが、誤用と判明しフィカス・ビンネンディキー(Ficus binnendykii)に変わりました。1mを超えると独特の存在感が発揮します。
置き場所
日当たりを好むので、できるだけ明るい場所で管理しましょう。日照不足になると新芽が出なくなり、葉を痛めます。
育て方のポイント
夏の生育期には、しっかり水を与えましょう。生長が早く、バランスが乱れがちです。定期的に鉢を回して、全方向に日が当たるようにしましょう。細かな枝もよく出ます。幹に出る芽を確認して、芽の上でカットして整えましょう。
植え替えのタイミング
生長期の5月~9月なら、いつでも植え替えできます。
7.フィカス・ベンジャミナ(Ficus benjamina)
灰色の木肌に細かな光沢のある葉が繊細に茂る、ソフトな雰囲気のフィカスです。ベンジャミンの名でもお馴染みで、幸運をもたらす木といわれていることから結婚祝いや開店祝いなどプレゼントとしてもよく利用されています。刈り込みにも強く、どこから切っても芽が出るので、トピアリーのように可愛くスタイリングしたり、柔らかな若木を三つ編みにするなど幹の仕立ても楽しめます。
置き場所
日当たりを好むので、できるだけ明るい場所で管理しましょう。
育て方のポイント
明るい場所から日陰への移動など、環境に大きく変わると葉を落とすことがあります。新しい環境に慣れれば止まるので、明るい場所に置き、乾燥が激しいときには葉水を与えて待ちましょう。
植え替えのタイミング
生長期の5月~9月なら、いつでも植え替えできます。
8.フィカス・ベンジャミナ バロック(Ficus benjamina barok)
明るい場所がない場合は、同じベンジャミンでもバロックをセレクト。こちらは直射日光を苦手とする明るい日陰向きのベンジャミンです。内側にカールした葉がおしゃれ。ゆっくり育つので、美容室やショップなど、限られた空間でも管理しやすい。
置き場所
日当たりを好むので、できるだけ明るい場所で管理しましょう。
育て方のポイント
明るい場所から日陰への移動など、環境に大きく変わると葉を落とすことがあります。新しい環境に慣れれば止まるので、明るい場所に置き、乾燥が激しいときには葉水を与えて待ちましょう。
植え替えのタイミング
生長期の5月~9月なら、いつでも植え替えできます。
9.インドゴム(Ficus elastica)
かつて天然ゴムを採取するために栽培していたことからゴムノキで親しまれているフィカス エラスティカ。厚く大きな楕円形の葉は存在感があり、インテリアを選びません。近年フィカス・エラスティカの突然変異や品種改良によって、より深く、より明るく、そしてよりカラフルな園芸品種が生まれています。
暗い場所を好むように見えますがなるべく明るい場所で育てます。
置き場所
日当たりを好むので、できるだけ明るい場所で管理しましょう。
育て方のポイント
明るい場所から日陰への移動など、環境に大きく変わると葉を落とすことがあります。新しい環境に慣れれば止まるので、明るい場所に置き、乾燥が激しいときには葉水を与えて待ちましょう。
植え替えのタイミング
生長期の5月~9月なら、いつでも植え替えできます。
- ソフィア
コンパクトで丸い葉が、たれるように密生している姿がおしゃれな印象 - デコラ
葉の中央が緑で周囲が灰緑色、外側に大きく乳白色の斑が入ります - バーガンディ
黒に近いダークカラーの葉がとてもエキゾチック。新芽の赤とのコントラストが見事です - ティネケ
バーガンディの枝変わり種、クリーム色の斑が入るタイプです - ベリーズ
別名「赤ゴム」、ゴムノキでも珍しい、赤い斑入り
10.ガジュマル(Ficus microcarpa)
フィカスは小型種も人気。ガジュマルはフィカス・マクロフィラという学名を持つ、ゴムの木の仲間。日本では沖縄県や屋久島など南西諸島に自生し、沖縄ではキジムナーという精霊が宿る神木として親しまれています。太い幹の流れるようなラインを楽しむ仕立てや太った根をむき出しにした根上がり仕立てがとくに人気です。太い幹と丸い葉が可愛らしい印象の台湾ガジュマルもサブツリーとして人気です。
育て方のポイント
乾燥を嫌い、やや湿り気のある環境を好みます。土の表面が乾いていたらたっぷり水をあげましょう。日陰にも耐える印象ですが、本来は日当たりを好む植物。できるだけ明るい場所で管理。
11.フィカス・シャングリラ(Ficus vaccinioides)
こちらも小型のフィカス。つる性のガジュマルとして知られています。中国、台湾原産の固有種で、艶のある小さな葉っぱが可愛らしく、寒さに強いのが特徴です。生産者が限られ、流通量も少ないので、現在は希少種といえるかもしれません。
育て方のポイント
室内の良く日が当たる所では目安として2~3日に一度土が湿るようにたっぷり与えてください。
完全に水を切らしてしまうと葉がチリチリになって復活できなくなる可能性があります
12.プミラ(Ficus pumila)
小型のつる植物のフィカスで、本来は木や岩にしがみついて這い登っていくタイプの植物です。繊細なイメージですが耐陰性も強く、室内でも簡単に育てることができます。クリームの縁取りにライトグリーンの葉が愛らしいホワイト・サニーは特に人気。寄せ植えにも人気です。
育て方のポイント
乾燥には弱いので、土が軽く湿っている状態で管理。小さな鉢の場合はとくに水切れに注意し、こまめに水分のチェックをしましょう。寒さに強く、0℃以下にならなければOKです。
フィカスにおすすめの植木鉢とは
フィカスの美しい樹形と個性的な姿には、デザインはシンプルだけれど、素材感を感じさせるきれいめポットがおすすめです。
季節によっては、テラスに移動させることもあるので、重さもそこそこに。
シンボルツリーにベンガレンシスやウンベラータ、サブツリーにはフランスゴムといったさわやか系の組み合わせには明るめカラーでナチュラルに、シンボルツリーにショウナンゴム、サブツリーにエラスティカなど、シックで大人の雰囲気のツリーをセレクトしたら、植木鉢もモダンでシックなトーンにまとめると、植物の持ち味を十分生かすことができます。
植物が決まったら、植木鉢に直接植えて楽しむか、植え替えずに鉢カバーに入れて楽しむのかを選びます。
そのままの状態で、プラスティック鉢を隠したいなら、鉢カバーが便利。
入れるだけという手軽さで見栄えをアップできるだけでなく、季節によって着せ替えも簡単にできます。
基本は植木鉢に植え込むスタイル。
購入したばかりの植物はすでに根が回っているものも多くあります。
一回り大きな鉢に土増しして育てることで、ぎゅうぎゅうな空間から根を解放してあげましょう。
植物が順調に育つためには、根を上手に育てなくてはなりません。
フィカスに限らず、もともと観葉植物として利用される植物は生育旺盛です。根詰まりを起こして酸素不足になることや、水はけが悪くなることで根が腐ることを防ぐため、2~3年を目安に植え替えましょう。
おすすめの植木鉢 ※底穴あり
コルテス ラウンド
セメントに色を練り込んで作る、ナチュラルな質感が持ち味のポットです。見た目よりもずっと軽量。スタンダードな形で、サイズ幅と色幅もあるの選びやすい。
ファイ ラウンドプランター
シンプルできれいなホワイトカラーのポットです。口まわりの丸っこい厚めのリムがチャームポイント。持ちやすさも◎です。
おすすめの鉢カバー ※底穴なし
モノ・ストーン バルゴ ベアルート
地表に剥き出した木の根をイメージした表面加工と奥行きのあるカラーがカッコいい。重厚感がありながらも、インテリアから離れすぎないテイストで使いやすい。
チークウッド コニック
でこぼことした木の質感を生かした、ナチュラルで高品質なつくりのウッドプランターです。内側を木で補強しているので、がたつきもなく長く愛用できます。

ホルスド プライマ 鉢カバー
ポリエステル樹脂にストーンパウダーを混ぜた、スムースでシャープな印象のポットシリーズ、ホルスド。その中でも斬新なカラーリングとデザインが目を引くプライマはオシャレさを追加するのにぴったり。空間に張りが出て、きれいです。
PE 防水インナーポット
中が見えず、水やりのときに水があふれ出してしまう失敗がつきものの鉢カバー。インナーポットをセットしておけば、鉢を取り出して水をあげる必要もなく、水をやり過ぎてもインナーポットの中に溜まり水漏れしません。たっぷりあげて、あとは溜まった水を捨てるだけ。水やりのわずらわしさが軽減できます。
FSプラントムーバー ラウンド
部屋の中で移動させることも多い日常管理。大きな鉢は移動も大変です。キャスター付きの台を利用するととても便利です。植物を痛めずにスムーズに移動できます。